京都の世界遺産・下鴨(賀茂御祖)神社にて、毎年7月の土用の丑の日に御手洗祭が開催されます。0歳娘を連れて御手洗祭に行ってきたのでオススメの持ち物や服装、下鴨神社周辺のカフェもご紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
御手洗祭のおすすめ時間帯や注意点が知りたい
出町柳周辺のカフェが知りたい
京都で開催される夏のイベントを探している


御手洗祭(足つけ神事)とは
御手洗祭は足つけ神事とも言われていて、下鴨神社内の御手洗池に足をつけて、ロウソクに献灯し、無病息災をお祈りするお祭りです。平安時代に貴族が季節の変わり目に罪や穢れを祓っていたものが元となっています。御手洗池には通常入ることができず、この御手洗祭の期間のみ入ることができます。

御手洗(みたらし)祭を「おてあらいまつり」と読みました(笑)
「御手洗祭」と「みたらし団子」の関係
下鴨神社の御手洗池は土用の丑の日あたりになると地下からの湧き水が増えて水泡が発生するとのこと。この水泡を真似て小さな団子を連ねたみたらし団子が生まれたそうです。よくみかけるみたらし団子は4つですが、元は5個からなっていて1番上の団子だけ離れて串にささっています。これは1番上の団子を頭に見立てて、残り4個は両手・両足を表しています。



お昼ごろから屋台がたくさん出店されるので、みたらし団子も是非食べてみてください
御手洗祭の参拝方法
- 受付で献灯料を納めます。
- 履物を脱いでビニール袋に入れてからロウソクを受け取ります。
- ズボンやスカートが濡れないようにたくし上げて、身体を清める気持ちで心静かに池の入ります。
- 斎火(いみび)をロウソクに灯して御前前にお供えします。
- お供えする際に1年の無病息災をお祈りします。
- 池から上がり御神水をいただき、体内も清めます。



ベビーカー置き場は受付近くにありますが貴重品は必ず身に着けてくださいね


お祓い祈願 お供え料
一人300円でローソク1本いただけます。
開催日程
毎年7月の土用の丑の日 前後10日間ほど
2022年7月22日~7月31日
2021年7月22日~8月1日
2020年は中止
2019年7月19日~7月28日


おすすめの時間帯
2022年の開催時間は9:00~20:00です。デートで行くなら19:00以降、子連れで行くなら9:00~13:00がおすすめ!夜はロウソクの灯りが幻想的でデートに最適です。正午前後に行くと割と空いていたので子連れに良いと思います。
服装のポイント
池の深さは膝の高さまであるのでタイトなパンツやロングスカートより短めの洋服がベストです。靴は着脱しやすいものを選んでくださいね。子連れで荷物が多い場合靴下を履かずにすむサンダルが便利でした。



御手洗池から上がったときに足を拭くハンカチも忘れないでくださいね
子連れで行く際の注意点
参道が砂利道なのでベビーカーがかなり押しにくいです。人が多いと気も遣いますので出来ればベビーカーは持っていかない方が無難です。御手洗池に入るとテンションが上がって水遊びしたくなるお子さんもいると思うので着替えの洋服を持って行ってくださいね。
アクセス
京都府京都市左京区下鴨泉川町59
電車:京阪本線「出町柳駅」徒歩12分
市バス:4番・205番「下鴨神社前」または「糺ノ森前」下車
駐車場:30分200円