2025年10月30日(木)、大阪・心斎橋筋に、ZARAの新旗艦店「ZARA 心斎橋店」がグランドオープンしました。 そしてその店舗内には、ブランド初の日本進出となるカフェ「Zacaffè(ザカフェ)」が併設されています。 本稿では、この新しい店舗およびカフェの見どころをご紹介します。
オープンの背景と位置づけ
ZARAは2025年に創業50周年を迎え、その節目として日本におけるプレゼンスを強化するためにこの店舗を展開しています。
- 店舗所在地は大阪市中央区心斎橋筋1-9-1(大阪メトロ「心斎橋駅」から徒歩数分)。
- 4階建て・売場面積約1,900〜2,000㎡と、国内でも最大級規模。
- ウィメンズ・キッズを中心とした展開で、さらにメンズ専門店を年内に近隣で開く計画もあるとのこと。
このように、単なる旗艦店ではなく体験型、文化発信型の店舗として位置付けられています。
カフェ「Zacaffè」の特徴
カフェ「Zacaffè」は、ZARAブランドとして日本国内で初めて導入されたコンセプトカフェです。 主な特徴は以下の通りです。
インテリア・空間デザイン

- 和の要素を強く取り入れており、店内には奈良県産の木製タイルや天然の小石を敷いた床など、和モダンな雰囲気が漂います。
- 暖簾(のれん)を入口に配し、土壁や畳など日本建築の要素をモダンに再構成した設計。
- ブランドショップ内にカフェを併設することで、ショッピングの合間にくつろぎの時間を提供する狙いもあるようです。

フード&ドリンクメニュー

- コーヒー・ラテなどのドリンクに加え、ケーキ、サンドウィッチなどの軽食を提供。
- SNS投稿等では「抹茶ティラミス」が話題になっているとの声も。
- 通常のカフェ利用だけでなく、ブランド体験として買い物+休憩がシームレスに行える場所として設計されています。




店舗体験・ショッピング面の注目ポイント
カフェ併設だけでなく、店内ではショッピング体験そのものにも革新的な要素が見られます。
- 店内構成では、ウィメンズの1階、2階はウィメンズスポーティ/シューズ&バッグ、3階はヴィンテージスタイル、4階はキッズという区画分け。
- オンラインとオフラインを統合した仕組みとして、店内商品位置の確認、他店舗在庫検索、オンライン注文商品の受け取りなど、最新のリテール体験が可能。
- 環境・サステナブルを意識した設計もなされており、LED照明、高効率空調、素材選定などに配慮。
つまり、カフェだけでなく「ZARAというブランド体験を拡張する店舗」として設計されているわけです。
行ってみたいポイント & 注意点

◎ おすすめポイント
- 心斎橋という立地的にアクセスが良く、ショッピング+カフェのちょっと上質な時間を過ごせそうです。
- インテリアデザインが和モダンで、写真映えも期待できるため、カフェだけでも立ち寄る価値あり。
- ブランドの旗艦店ということで、コレクションや商品も豊富で、カフェを起点に買い物を楽しめる構成になっているのが魅力です。
△ 注意点・気をつけたいこと
- オープン直後ということで混雑が予想されるため、カフェ利用時には待ち時間が出る可能性あり。SNSでも「人が多くてリベンジ」という声があります。
- 商品在庫・席数など、まだ安定していない場合があるため、特定のメニュー希望やゆっくり滞在したい場合は、余裕をもって訪問するのが良いでしょう。
- 公式からメニュー価格・詳細までは多く出ていないため、利用前に最新情報をチェックすることをおすすめします。
- おすすめは開店と同時に入店することです(開店時間10:00)。10:30ごろには満席になっていました。


Zacaffèまとめ

今回オープンした「ZARA 心斎橋店」および併設カフェ「Zacaffè」は、単なるファッション店舗+カフェという組み合わせを超え、ブランド価値・体験・空間デザイン・リテールテクノロジーを統合した「次世代型旗艦店」と言えます。オープン日である2025年10月30日というタイミングも、ZARAの50周年という節目に重なっており、その意味でも注目です。心斎橋を訪れる機会があれば、買い物がてら和モダンなカフェでひと息、というプランをぜひ検討してみてください。


