幼稚園・小学校受験に取り組む保護者の方へ
倍率5倍の難関校に合格するために、実際に我が家が意識していた8つのポイントをご紹介します。
園庭開放・説明会は可能な限り参加。学校HPも細かくチェック
園庭開放や説明会では、名簿に名前を記入することもあり、参加回数は「志望度の高さ」を示す材料になります。また先生と直接お話しできる貴重な機会でもあるため、感じたことや聞いた内容は志願書に反映できます。学校HPは隅々まで読み、教育方針や校風を自分なりの言葉で言語化できるようにしました。
在校生や保護者の雰囲気を事前に観察
志望校に通われている方は「実際に合格された方」。可能であれば、朝の送迎の様子を見て、服装・身だしなみ・持ち物の傾向を把握してください。試験当日は学校の雰囲気に馴染むスタイルの方が落ち着いて試験に臨めます。メイクも実際に通われている保護者の方に寄せました。
姿勢を整えるためのインナーを活用
私は姿勢が崩れやすいため、試験本番は補正下着を着用しました。姿勢が良いだけで品よく落ち着いた印象になります。特に面接がある場合は効果的です。
家を出た瞬間から「試験」は始まっているという意識
移動中の会話や所作も周囲に見られている前提で丁寧に行いました。学校に着いてからの待機時間や、お手洗いでの手の拭き方、靴の脱ぎ履きなど、日頃の習慣がそのまま見られます。「生活の自立度」は意外と重要な評価ポイントです。
子どもの服はきちんと感のあるブランドで統一
我が家はファミリアを選びました。ブランドそのものが合否に影響するわけではありませんが、清潔感ときちんと感が揃って見えます。試験当日は新品または状態の良い服を。ファミリアやミキハウスがおすすめです。もう少し安価であればショパンがおすすめです。
親子ともに笑顔で過ごすことを最優先に
子どもはまだ3~5年しか生きていない小さな存在です。「良い環境を与えたい」という親の思いが強すぎると、知らず知らずのうちにプレッシャーになることがあります。なかなか思い通りに進まない日でも、できるだけ笑顔で安心できる環境をつくることを大切にしました。
試験で差がつくのは「中身」
幼児教室に通っているご家庭が多いため、ペーパーや行動観察は「できて当たり前」なことが多いです。そこで差がつくのは、日常的な関わりから生まれる姿勢や人への配慮です。
例:
友達が転んだときに、すぐに声をかける
友達の意見を否定せず最後まで聞ける
製作物の作成を時間内に終え、先生に端的に説明できる
こうした行動は、その家庭の日常がそのまま映し出されます。
最後は気持ちを整える意味で神社へ
努力したうえで、「この学校がこの子に合う場所ならばご縁をください」とお願いしました。結果その通りになり、心の拠り所にもなりました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
この文章に出会った方に、良いご縁がありますように。



